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あの人にインタビュー 石田衣良氏

好きな人とたくさんしよう。人生がもっと豊かになるから

小説家

石田衣良ISHIDA IRA

石田衣良氏

人気作家であり、テレビの司会やコメンテーターとしても活躍される石田衣良さん。直木賞を受賞した『4TEEN』をはじめ、若者を主人公にした青春小説がクローズアップされることが多い石田さんですが、実は、男と女をエロティックに描く恋愛小説の名手でもあります。

中でも2010年に出版された『sex』はタイトル通り、様々なカップルが織りなす多彩なセックスを文学に昇華させた作品。 性を正面から扱うことがタブー視されがちな時代、あえてそこに挑んだ石田さんに、そのセックス観をたっぷりお聞きしました。

セックスってすごく面白いものなんだよ。

Q

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『sex』という著書のタイトルも内容も、かなりセンセーショナルですね。

もともとベッドシーンを書くのが好きなんです。だから僕の恋愛小説にセックスは必須。男と女の物語を書く時に性が絡まなければ、それは十分ではないと思います。もちろんクライマックスをあえて書かずに想像をかきたてるという小説の技法もあるでしょう。けれど僕は全部何もかも隠さずに表現したいタイプ。まあ、単純にセックスシーンを書いていると楽しいし、筆が乗るんですけどね。

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石田衣良氏

Q

←

『sex』は12の作品を集めた短篇集ですが、性の形がこれほど多彩であることに驚きました。

セックスってね、人間の生き方や価値観がそのまま出てしまう、すごく面白いものなんですよ。だから男も女も、どんなセックスをするかで人間力が試される。相手に対する共感力やコミュニケーション力、相手の反応への感受性や想像力…二人きりの密室で行う、裸同士の交感といえるでしょう。欲望を満たすための単純な腰の往復運動としか考えない人は、何を食べても同じだからとジャンクフードばかり口に入れてる人みたいだよね。素材にこだわった最高の料理が、どんな至福を与えてくれるか想像できないんだよ。

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石田衣良氏

Q

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近頃はセックスを楽しむどころか、セックスレスのカップルが増え続けています。

寂しいことだよね。僕の周囲でも同世代の夫婦は半分以上がレスになっている感じ。ある日突然「離婚した」というから話を聞いたら、ここ数年ずっと寝室が別だったって。やっぱり絆をきちんと結ぶためには、心も体もどっちも大切なんだよね。

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石田衣良氏

Q

←

セックスレスだけど仲が良い、という夫婦はあり得ない?

手をつないだりハグはするけどセックスレス…というケースは確かにあるかもしれない。でも夫婦という関係性は深まらない気がします。仲良しの二人、それだけで終わってしまうなら友人とどう違うんだろう?仲良しの二人が、それ以上に親密に、他の人とは築けない関係性へと進むための行為がセックスなんじゃないかな?

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石田衣良氏

夫婦はね、酔っ払ってエロい話をすればいい。

Q

←

夫婦のセックスレスに解決法はあると思われますか?

これは難しい問題だよね。要するに二人が過去から積み上げてきた歴史を、ほぐしていくことが必要だから。もう十何年もセックスレス、という夫婦が本当にそれを解決したいなら、専門家のカウンセリングを受けることも視野に入れた方が良いんじゃないかな。そこまで深刻じゃなくてレス気味、くらいなら早期解決を目指すべき。まずは…「酔っ払って二人でエッチな話をする」ことをおすすめします(笑)。

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石田衣良氏

Q

←

酔っ払って…ですか?

日本人の夫婦は、お互いにずっとカッコつけてるんですよ。セックスも中途半端なまま、不満があっても解消せずにやってるから「こんなんだったら、もういいや」となる。自分が本当はどんなセックスが好きなのか、パートナーに話したことがありますか?自分のツボを知らないパートナーとのセックスに本当に満足できますか?それを、酔いにまかせて打ち明け合うという(笑)。いやマジメに大切なことですよ、これは。

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石田衣良氏

Q

←

そこで驚くような性癖が判明したら?

素晴らしいじゃないですか!ずっと秘めていた性についての秘密が、夫婦になって何年も経ってから剥がれてくる…人生でこんなにワクワクすることって無いと思うけど。相手の性癖にちょっと引いたとしても、そこは一度”乗っかってみる”ことですね。好奇心や探求心が世界を広げてくれるのは、仕事でも趣味でもセックスでも同じなんですよ。恥ずかしいとか、はしたないとか、お子様みたいなことを言ってちゃダメです。

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石田衣良氏

Q

←

ためらいや羞恥を取り払ったところに、セックスの新しい可能性があるのですね。

僕が考えたセックスのスローガンを教えましょうか。「好きな人とたくさん」です。一人のパートナーと回数を重ねながら、様々な発見や深い喜びに目覚めていくのがセックスの醍醐味だと思います。若い女の子が、そのへんの男の子と一度だけエッチして、下手くそとか相性が悪いなんて、許せないんです。相性なんて何年もかけて磨いていくものなんですよ。

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石田衣良氏

ED治療薬が当たり前になったら
日本人の老後は楽しくなるね。

Q

←

セックスを楽しむ障害となるのがEDです。石田さんの小説の中に、EDの男性が「薬を飲んでもペニスが勃つだけで興奮しない」と言う場面がありますが、ED治療薬を飲んでも興奮しなければ勃起しないんです。

本当ですか?へえ、それは良い薬ですね。今まではその気になってもピクリともしなくて苦しんでいたのが解消されるんだ。多くの男性がそのことを知ればいいのにね。

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石田衣良氏

Q

←

石田さんがもしEDになったら、治療薬を飲みたいと思われますか?

薬を飲むことで、楽しい性生活を送ることができるなら使ってみたいと思います。

→

石田衣良氏

Q

←

しかし現実には、多くの男性がEDを自覚しても病院へ行きません。

なぜでしょうね。つまらない男の沽券や見栄かな。あとは「60代になったら、人間は枯れていくべき」という風潮が、日本社会の空気としてあるんでしょう。いい年してギラギラするのはカッコ悪いという。

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石田衣良氏

Q

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「もう一度、性を謳歌したい」という気持ちを、隠すのですね。

もったいないよね。風邪を引いた時に風邪薬を飲むような気軽さで、EDになったら治療薬を飲んで性生活を再び!(笑)くらいにオープンになったらいいのに。女性の生理とかもそうだけど、誰もが性的なことを囲い込み過ぎると思うな。ED治療薬が当たり前になれば、日本人の老後はもっと楽しくなるんじゃないでしょうか。

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石田衣良氏

Q

←

やはり生殖年齢を過ぎてセックスしたいなんて恥ずかしいという刷り込みがあるのでしょう。

動物としての人間を考えた時、生殖を目的としないセックスというのは、無くてもいいものかもしれません。じゃあなぜ人はセックスをするのか。それが生きることを豊かにするからなんです。音楽やアート、映画、あるいは手の込んだ料理、そして小説も…無駄なものと排除してしまえば、日々がとんでもなく貧しくなってしまう。文化ってそういうものなんですよ。性も人間の体を使う、ある種の文化だと僕は思っています。楽しむことで、人生が彩りや潤いを増すんです。

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石田衣良氏

石田衣良(いしだ・いら)

PROFILE

石田衣良(いしだ・いら)

1960年東京生まれ。広告制作会社、フリーランスのコピーライターを経て、1997年『池袋ウエストゲートパーク』で作家デビュー。2003年に『4TEEN』で直木賞、2006年には『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞を受賞。小説、エッセイなど多数の著書があるほか、テレビの司会などでも活躍。

『sex』

『sex』

講談社文庫

夜の街灯の下で。入院中の病室で。異国の地で。学校の図書館で。最後のデートで。妻と、恋人と、それ以外の人と…。様々なカップルのセックスを描きつつ、切なさや感動など、それぞれの物語が色濃く浮かび上がる官能文学作品。12の短編が収められており、性というテーマの豊かさに魅了される。