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ふたりの絆がこわれる前にED治療。

ふたりの絆がこわれる前にED治療。

離れて暮らす新婚時代。
さらに試練が二人を襲う。

高岡一郎さんと茜さんは、結婚3年目の初々しいご夫婦です。笑顔が優しい一郎さんと、まだ少女のような面差しの茜さん…とてもお似合いのふたりで、交わす眼差しにもお互いへの思いがひしひしと伝わってきます。そんな、幸せを絵に描いたようなカップルですが、実は大きな試練を乗り越えてこられたのです。一つめの試練は、新婚早々の別居。一郎さんの仕事の都合で、結婚してすぐに離れて住むことに。「それでも週末には会えますし、逆に新鮮だったりして…」と茜さん。遠距離恋愛のようなときめきが、おふたりの仲をさらに深くしていったようです。「そう、離れて住むだけなら何の問題もなかったんですが…。」一郎さんがぽつんと言いました。

原因は仕事のストレス。
ふたりの関係もギクシャク。

たまにしか会えないぶん、会ったときにはしっかりと愛し合いたい…そんな気持ちとは裏腹に、一郎さんに「途中棄権」が増えてきたのは、まだ新婚1年目のことでした。「最初は疲れているからだと思っていたんです。ちょうどその頃、仕事が忙しかったり、職場の人間関係が上手くいかなかったりで、ほんとうにストレスフルな毎日だったから。けれど、だんだん棄権する回数が多くなって、これはおかしいぞと。」しかし自分がEDであることを認めることができず、一郎さんはセックスを避けるようになっていきました。茜さんは、その頃のことを「毎日が辛かった」と振り返ります。「元気出して、がんばって、なんて言って逆にプレッシャーになるのもかわいそうでしょう?それに離れて暮らしているから、そんなことがあると疑心暗鬼にもなりますよね。もしかして浮気?なんて。私にもう魅力がなくなっちゃったのかな、と一人で泣いたこともありました。」性生活がなくなったことで、夫婦はお互いに自分を責め、いつしか関係もギクシャクしていったといいます。

「病院に行こう」
その決心がつくまで。

このままだと離婚にもなりかねない。将来は子供だって欲しい。解決に動き出したのは一郎さんでした。「EDかもしれない、と彼女に打ち明けたんです。」そう言われて茜さんは「ショックというより、むしろホッとしました。浮気じゃないことがわかったし、これで二人で問題に向き合えると思ったから。」茜さんはまず看護師の友人に相談し、ED治療薬を勧められました。「ED治療薬って高齢者が飲むイメージがあったんですが”今は若い人も飲んでいるのよ”って。」一郎さんもインターネットのEDサイトを検索するなどして情報を集め、ED治療薬が思った以上に普及していることに驚いたそうです。「最初はこっそりネットで薬を買おうと思ってました。でも僕が見た病院のホームページが非常に充実しており、そこで診てもらいたくなったんです。理由は自分のEDは何が原因なのか、きちんと知りたかったから。ネットでの購入だとわからないままですよね。」訪れたのは、近くの泌尿器科。一郎さんはストレスによる心因性のEDと診断され、治療薬が処方されました。「とても簡単であっけなくて、なぜもっと早く行かなかったのだろうと思いました。

ED治療がふたりの絆も
修復してくれたのかもしれない

はじめてED治療薬を飲んだとき、「その効果を実感できました。」という一郎さん。「私の場合は、特に体が火照るとか動悸が速くなるといったこともなく、薬による治療を続けることができました。」しかし、最近では治療薬のお世話になることも減りつつあるといいます。「病院に行くのも半年に1度くらいになってきました。ずいぶん回復していますね。」もうすぐ子供も作りたいよね、と茜さんも嬉しそうです。おふたりの仲の良さは、かつて亀裂が入りかけたとは思えないほど。「いちど問題が起こって、それを乗り越えたからこそ今の自分たちがあるんです。」と照れくさそうにのろける一郎さんは最後に、こう締めくくりました。「EDのことを話し合ったり、病院へ行くことを躊躇する気持ちは僕たちがそうだったから、よくわかります。でも、そこで一歩踏み出す勇気を持って欲しい。”あの時行動して良かった”と、必ず思いますから。」

32歳/高岡 一郎さん(仮名)
29歳/茜さん(仮名)

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主治医からのコメント

松木泌尿器科医松木 孝和 院長

若い人のED診療は血管性EDに対する配慮が必要ですが、心因性のEDもよく相談を受けます。心因性の原因は非常に多岐にわたり、性交渉に対する自信のなさや緊張、その他にも(自覚しにくいのかもしれませんが)仕事のストレスも知らず知らずのうちに原因となることがあります。
今回ご協力くださったご夫婦は、受診時から心因性EDが疑われるケースでした。
効果がなければいろいろと考えないといけないところでしたが、幸い内服薬の効果を得ることができました。心因性EDの若いカップルの場合は、原因にもよりますが、悪い鎖を断ち切ることにより薬を内服する必要がなくなる場合もよくあります。
患者さんの喜びは臨床医として診療を続ける上でたいへん大きな活力になります。
患者さんにはそのように申しませんが、間違いなく、このご夫婦からも私は大きなエネルギーをいただきました。