EDネットクリニック.com Presented by バイエル薬品 EDネットクリニック.com Presented by バイエル薬品

ED診療の流れからレビトラ錠(R)の適正使用までEDに関する総合情報サイト

ED治療薬レビトラ錠 インターネット購入の注意 レビトラ錠について 病院検索 EDの相談ができる病院検索 病院検索
BAYER BAYER

Home   >  ♂と♀の気持ち(男と女の気持ち)   >  宋 美玄先生のセックスレス相談室

宋 美玄先生のセックスレス相談室

パートナーについて、性について、EDについて考えましょう。

CASE-1出産でセックスレス

1人目の子供が生まれた後、夫とセックスレスになりました。私も育児などで忙しくしており、気がつけば5年以上が経ちます。そろそろ2人目が欲しいと思っており夫に相談するものの、「そうだなあ」と言いつつ全くそんな雰囲気になりません。

ANSWER

CASE-1

妊娠・出産を機にセックスレスになる夫婦は非常に多く、同じような相談をよく受けます。女性は子供が生まれて授乳している期間は、性欲ホルモンといわれるテストステロンや女性ホルモンの一種であるエストロゲンの数値が下がります
つまり体がセックスを欲求しなくなるので、夫に求められてもその気になれないのですね。一方夫も子育てに夢中で自分を相手にしてくれない妻を、女性として見ることができなくなり、セックスレス夫婦が出来上がるわけです。

このような悩みに対しては通常、まず軽いスキンシップから始めるように指導します。夫がネクタイを締める時にさり気なく手伝う、などもいいでしょう。そこから手をつないだり、ハグしたり…と進んでいくのが理想ですが、「今さら」という照れもあり一度セックスレスになった夫婦が性生活を復活させるのは双方の決意が必要です。ですから私はセックスレスは「治すもの」ではなく「予防するもの」だと考えています。たとえ忙しくても、気が乗らなくても、今セックスがある夫婦はできるだけ途絶えさせない努力をしてほしい。セックスを復活させるエネルギーに比べれば、続けることは簡単なことです

CASE-2セックスが苦痛

夫とは仲が悪いわけではないけれど、セックスが憂鬱です。特に45歳を過ぎたあたりから挿入時に痛みもあり、もはや苦痛でしかありません。もうお互いに中高年世代なのだから、そろそろセックスを終わりにしたいと思っています。だからといって夫が外で浮気をしたり、愛人を作るのは許せないのです。

ANSWER

CASE-2

更年期といわれる年齢になると、女性の体は卵巣機能が衰えてエストロゲンといわれる女性ホルモンが減少します。それによって膣が乾燥しやすくなり、セックスの際に痛みを感じるのです。対処としてはホルモン補充療法やジェルを使うなど色々な方法があるので、「セックスをしたい」という気持ちさえあれば解決は可能です。問題は「もうセックスを終わりにしたい」「セックスが苦痛でしかない」ということでしょう。おそらく今までの人生で、セックスを気持ちの良いものだと実感することが少なかったのでは?オーガズムに達する喜びを知っていれば、セックスが嫌いだとは言わない気がします。

夫とのセックスが気持ち良くないのは、夫婦どちらにも責任があると私は思います。「早く終わってほしいから」と感じるフリをしてませんか?「私はここを、こうしてもらうのが感じるのだけれど…」と伝えたことはありますか?自分が何も言わないのに、相手が勝手に気持ち良くしてくれるはずがありません。嫌なセックスを無理にする必要はありませんが、幸いなことに夫婦仲が悪くないなら、ベッドでのコミュニケーションをもっと豊かにしてみてはどうでしょう。定期的にオーガズムを感じることは心身の健康に良い影響を与えるというデータもありますから、これからの人生を幸福に生きるためにも、ぜひ。

「インタラクティブなセックス」をしていますか

産婦人科という職業柄、私は日常的に多くの女性からセックスの悩みを相談されます。そうした中で思うのは「結婚と出産は夫婦のセックスにとって最大のリスクファクターである」ということ。恋人時代には普通にあったセックスが結婚して子供ができた途端になくなってしまう。特に、夫が妻に対してだけ性欲を感じなくなる「妻だけED」は、女性の心に深い傷を与える深刻な事態だと思います。男性はそうなってしまうと、浮気や不倫に走るケースも多く、状況はますます悪化するばかり。けれど私は医者の立場から、セックスは1人のパートナーと行うべきだと感じています。

まずは感染症などの危険性を、世間の男性はあまりにも軽く見ています。HIVをはじめ、性行為による性感染症患者の増加は、今や社会問題になりつつあります。婚外セックスがその一因であることは論を待たないと思いますね。また単純にセックスを楽しむ、という意味でも「1人のパートナーとじっくり質を深めていくこと」こそが本当の快感につながるのではないでしょうか。セックスに大切なのは何よりもコミュニケーションです。自分の体のどこを触ってほしいのかをきちんと伝えること。相手がどんな風にされたら気持ちがいいのかをちゃんと聞くこと。それはアダルトビデオやマニュアル本には載っていません。答は相手の体にしかないのです。快感は2人で探求するものだから、どうかパートナーとのセックスを大切にしてください。

産婦人科医 宋 美玄

産婦人科医 宋 美玄
宋 美玄
(ソン・ミヒョン)

1976年兵庫県生まれ。産婦人科専門医。日本性科学会会員。
大阪大学医学部を卒業し、産婦人科医となる。川崎医科大学で講師を勤めた後、ロンドンにて胎児超音波の研鑚を積む。現在は国内で多くの女性の診察に当たっており、性生活や妊娠・出産に関する啓発活動も積極的に行っている。著書に「いつかお母さんになるあなたへ」(ロハスメディカル)「産婦人科医からの大切なお願い〜妊娠・出産の心得11カ条」(無双舎)「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」(ブックマン社)がある。